徒長枝を有効利用した無肥料栽培

リンゴ栽培は、徒長枝を剪定することが常識とされています。

しかし、徒長枝にも必然性があって生えてくると考え、
この徒長枝を独自の剪定方法で残すことで、空気中の窒素を取り入れ、
徒長枝から成長ホルモンが分泌することを生かし、無肥料栽培を可能にしたのです。

その結果、
林檎の木がモヒカン刈りのように見えるので、「もひかん林檎」と名付けられました。

もひかん林檎のこだわり

実際青森県では、りんご黒星病、ふらん病防止条例があり、

リンゴ栽培においては”無農薬は禁止„されています。

安心、安全な「もひかん林檎」のような美味しいリンゴは、無肥料減農薬葉取らず樹上完熟でしか、作る事はできません。

このポリシーで作られたリンゴを、適正な価格で産地から、ご自宅へ直送致します。

一度食べたら忘れることのできない香り高く濃厚な甘さの「もひかん林檎」ならではです。

2001年 リンゴ価格の暴落にともない工藤さんは、

従来の多肥料・多農薬栽培に疑問を感じ

2008年より

「無肥料」「減農薬」「葉とらず完熟」「草生栽培」

の「もひかん林檎」栽培を始めました。

栽培当初から綿密な計算のもと、

徐々に肥料や農薬の量を減らしてきたので「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんのように、

全く花が咲かなくなるような事は起こらなかったのです。

しかし、慣行栽培の農家は、減農薬には批判的でした。

工藤さんも木村さんのように、大変な苦労を繰り返しながらリンゴ栽培を続けてきましたが

安心・安全で美味しい林檎を作っても、

農協での買い取り価格は消費者が信じられないくらいの低価格なのです。

「このままではリンゴ農家を続けられない!」

工藤さんは瀬戸際に立たされ行き着いたのが、減農薬・無肥料・完熟栽培で作る「もひかん林檎」の直販だったのです。